Old Boy の創作日記

音楽、イラスト、文章に関する創作日記と独り言。

イラストに挑戦(136日変わらず、858H)・・・疲れていると集中できない?

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今回はラフ画です。

海中の絵は初めてなので、プロセスごとに時間をとってじっくりと眺めながら進めたいと思います。

今週は勤務先のイベント(施設使用者全員に対して施設を一時的に開放)があり、連日朝から夜まで駆り出されてしまいました。ここまでの作画時間は2時間程度ですが、たった2時間なのにも関わらず十分に集中できた気がしませんでした。老体には、疲労がこたえます。

 

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フォトバッシュ

最初のスケッチをベースに、キャラのポーズのバリエーションを検討しました。

ひとつの見方に偏るのはよくないと思いながらも、背中とおしりを見せているポーズがかわいらしくて、何とかしてこのアングルで全体をまとめられないかと似たような絵をいくつも描いてしまいました。

また、Kindle unlimetedで、フォトバッシュに関する本を読み、今回はそれに挑戦してみようと思いました。

フォトバッシュは、写真をひとつの素材としてイラストになじませて仕上げていく方法とのことです。コラージュと違い、写真をそのまま使うだけではなく、隠し味やパーツ、絵の下地のようにも扱います。以下引用です。

  • 写真を組み合わせ、一枚のイラストを作成する
  • 写真からテクスチャデータを作り、活用する
  • 写真そのものを加工し、イラストのように見せる
  • それらを組み合わせ、イラストそのもののクオリティを上げる

以上がフォトバッシュ技法の基本的な使い方のようです。

今回は、シャチと海底の写真を用いてみました。

キャラは、スケッチの線画と、その線画にべた塗りした状態のラフです。

  • キャラ → スケッチ + 仮の下塗り
  • シャチと海底 → 写真素材を切り抜いて張り付けた状態・・・恐らく水族館で撮影したものらしく、シャチの表面の横線はアクリル水槽のつなぎ目のようです。
  • 海面 → 海面ブラシ
  • 泡 → 泡ブラシ
  • 遊泳魚 → 遊泳魚ブラシ

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現時点の状態は、既存の素材やツールをそのまま用いて並べた準備段階ということになります。

また、泡や魚群などのブラシツールは、それぞれ完成度が高いので、これ以上私が下手に手を加える必要はないでしょう。

フォトバッシュの教科書にあったコメント

今回用いる教科書は、「フォトバッシュ入門」という本です。この本の冒頭にイラスト制作に関して興味深いコメントがありましたので、ここに書き留めておきたいと思います。以下『』内は引用。

『写真を使ってイラストを描く、という行為には抵抗感がある人もいるかもしれません。フォトバッシュは技術、技法としてはかなり新しいものになります。海外のコンセプトアート畑などではすでにメジャーとなりつつある技術ですが、国内の一般的なイラスト業界ではまだまだ浸透しているとはいえないでしょう。この技術を敬遠する声も出るかもしれません。』

過去に使った教科書の中では、ヨ~清水さんが空中に浮かぶ都市に対して実際の街の写真をテクスチャー素材として用いていました。これぞまさしくフォトバッシュの一技法に他なりません。彼が写真素材を用いた理由は、イラストの情報量を増やす、でした。なので、当時は(つい最近のことですが)意味も、使い方もよくわかっていませんでした。

『一昔前は(未だにたまに見かけますが)デジタルでイラストを描くことを手抜きだと揶揄する人も多くいました。曰く「自分自身の技術だけではなく、外部のPCという補助に頼っているから駄目」という論法でした。

さらにいえば、アナログの世界でも、「不透明水彩は、やり直しがきくから透明水彩に比べて劣っている」「定規を使うと線の勢いがなくなる」「広い範囲を塗るのにローラーを使うのはけしからん、筆でムラなく塗れてこそ一人前だ」「テンシルで文字を書くな、手書きでレタリングしろ」などと、道具による利便性を嫌う意見は多くありました。

これらの言葉がどれだけ無意味かは語るまでもないと思います。』

デジ絵に対する偏見についての説明のようです。パソコンそのものはただのツールであり手段ですからね。偏見を持った方は手段と目的を取り違えているだけのことでしょう。ただ、その技能を身に着けるためにどれほど時間と努力が必要だったかを考えると、偏見と軽く一蹴するのもどうかと思います。

かくいう私もアナログ感に変にこだわっていますし・・・。

フォトバッシュも技法のひとつとして、積極的に使ってみたいと思います。ただし、うまく使わないと、結局気持ちの悪い絵になってしまう可能性が大きいです。なんだかんだ言って、最終的には作成者のセンスが問われるということになるのでしょうね。

Spotifyが快適

話しは変わって、好きな音楽を聴くのに、今まではレンタルCDを使い、どうしても手に入らない曲はCDを探して購入していましたが、使わなくなったiphone5sをネット配信楽曲専用機とすることにしました。

インストールしたのはSpotify。最初の一か月は広告なしでフルで聴けるとのことで、非番の日は、朝から晩までかけ続けています。

これが快適です。ipodでもシャッフルで聴いていたのですが、Spotifyの設定もデフォルトではシャッフル、繰り返し再生のようなので、そのままの設定で使っています。

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Iphoneは軽いせいもあって、机の上に置いただけだとなんとも不安定です。ケーブルを引っかけただけで軽く吹っ飛んでしまいます。そこで、余っていた建材のL金具2つを組み合わせて簡易的なスタンドにしています。

できればiphone専用のドックを使いたいところですが、あまりにも高額で(5000円以上、ライトニングコネクタからLINE出力を取り出しているので、一応回路も入っている?)購入は止めました。

そこまでのものを購入せずとも、ちょっとした工夫で済むような気がしたのです。

金具自体それなりに重く、しっかりと支えてくれています。iPhoneは透明プラカバーをつけていますが、カバーをつけたまま日東の「きれいにはがせる両面テープ」で軽く貼りつけています。あくまでも暫定的な対策のつもりだったのですが、たまたま問題なく使えていることもあり、予想外に満足度は高めです。

レンタルCDにもほとんどなかったカーリーサイモンや広谷順子、Lampなどの作品も普通に聞けてガックリきました。やがて広告が入るとは言え、無料で簡単に、しかもほぼほぼCDレベルのクオリティで聴けることにIT技術の進化のすさまじさを感じます。ひとつの回線の通信量の増加と、データの圧縮技術がなければ実現できない機能ですからね。

ただ、Tarakoの楽曲は一曲もありませんでした。残念。今はYoutubeのいかにも圧縮した音質で聴くしかないようです。CD全部復活して欲しい。

イラストに挑戦(136日、856H)・・・顔以外のトーンは割に大雑把

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新しいペンタブが来た

新らたなペンタブが来ました。今まで使っていたタブレットとセンサー部分はほぼ同等サイズ(A4横程度)です。同じWACOM製品だからか、ドライバーをそのままにハードを入れ替えただけで、問題なく動きました。

それにしてもでかいです。縦横だけでなく高さも高く、今まで使っていた低グレードの方が、はるかにコンパクト性が高いです。

またタッチセンサーは指に反応しません。タッチ操作ができると、いわゆる液タブやスマホと同じ操作ができますから、それはそれで便利かも知れません。ただ予想外のカーソルの移動などがあり、私にとってはタッチ操作がない方が使い勝手がいいです。ペンを使っているときはペンに集中するため、予想外のカーソルの移動はかえって邪魔と感じます。

なんだかんだ言って、全般的に性能は高いような気がします。まだ使いこなせていないので、今のところ何とも言えませんが。

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新たなペンタブ(左)と今まで使っていたペンタブ(右)

ペンタブがよくなったからと言って、いきなり絵が変化するわけではないでしょうが、多少リッチな気持ちになっています。センサー面のシートが自分で交換できるのがいいですね。ちょっと安心です。

中古なので前に使っていた人がいるわけです。三年ほど使っていたが、使用頻度は高くない、と説明していたと思います。私から見ると、使った形跡はほとんどありません。

果たして初代がイラスト用に用意したものかどうかはわかりません。設計用のCADなどにも使えますし、3Dモデリングなどでも重宝することでしょう。何に使っていて、どうして使わなくなったか? そうしたプライベートなことは一切わかりませんが、ほとんど新品なので、かなり長く使えそうです。ペンタブの寿命と競争してもしょうがないのですが、せめてペンタブの寿命程度はこのまま続けたいですね。

顔以外のコントラストはかなり強い

改めてプロの絵を眺めてみて、自分の絵との差をじっくり観察しました。

今まで見ていたゆ~げんさんの絵はかなりアナログ的と感じていましたが、自分の絵と並べてみると、私の絵の方がアナログ的(雑とも言える)です。

また、コントラスト(トーン)をかなり似せたつもりだったのですが、全体の印象が結構異なるため、その原因を考えました。

顔や肌については、コントラストはほぼ一致しています。衣類や髪などの色物のコントラストにずいぶん差があるように感じられました。

プロの方は、わざとなのか黒い(あるいはかなり黒っぽい)素材を絵の一部に配置しています。キャラだったら服装全体が黒い場合もあれば、ワンポイント(例えばリボンだったり、クツだったり、着衣の模様の一部だったり)の場合もあります。黒っぽい部分を入れることで、限りなくクロに近いトーンを自然に使うことができ、トーン的にバランスがよくなるのかな、と適当に解釈しています。

色が濃くなるほどコントラストの幅は大きくなります。言い方を変えると、トーンが大雑把になります。(絵が雑というわけではありません)

直近の三作品については、顔や肌に微妙なコントラストをつけたため、それに合わせて全体的にコントラスト幅を狭めに描いてきました。そのせいか、全体的にぼんやりした印象です。

今回は顔、肌以外の部分については、できるだけコントラストを強めにしてみました。

同じ処理を前々回の絵にも施してみました。

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最初のトーン

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トーン変更後

ぐっと立体感が増したような気がします。

反面、コントラストを強めにすると、アラが見えてきます。見えにくかった影が強めに出てくるので、当然そうなります。修正しつつ調整しなくてはならないのでしょう。

数点描いたらPixivに

今の絵の感じで5点ほど描いたらPixivに載せようかと思っています。ペンネームは電子書籍の時に考えました。ロジ・エイジですね。性のロジは「露地」で、名のエイジはカタカナのまま「エイジ」にしようと思います。

これ、アナグラムです。

ロジエイジ → エロジジイ

名に恥じない絵が描ければいいなと思います。いや、そもそもその名前が恥ずかしいんだってば。

水中少女

次のお題は水中少女にしました。以前からこのテーマで描きたかったのですが、スキル的にためらっていました。もちろん、水中なんて描いたことがありません。水中っぽく描けるかどうかは何とも言えないですね。

東京事変のCDに「深夜枠」というのがあり、そのカバーイラストが、水中をおよぐ女性です。あの絵を始めて見た当時は、ちょっとショックでした。エロくて。

当時はこのキャラがものすごく可愛らしいと感じていたのですが、今改めてこのイラストを見ると、特別カワイイとは感じません。様々なカワイイキャラが登場してきたことで、特別感がなくなってしまったんですね。

あきさんというイラストレーターの方の絵です。以下のリンクは絵の宣伝ページ。

9aki.jugem.jp

水中、少女キャラ、エロい。描く前に想像しすぎなんですよね。

 

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以前描いたサムネなども参照しながら何点かスケッチしてみました。

背中を見せているポーズが好きですね。これだったら乳首やヘアを描かなくていいのでヌードでもいけます。

浅瀬に寝そべるポーズも好きです。顔半分が水に浸かり、半分は出ているというシュールさがいい感じです。これは水着だと全然雰囲気出ませんよね。イラストというよりも絵画っぽい。絵画だと乳首とヘアを描いても許されるのですが、イラストは恐らくクレームが入ります。乳首もヘアもカワイイと思うんですけどね。

このところコミックにはまっている

Kindle unlimitedを開始して、三か月目に入りました。今月から月謝980円を払っています。

ベストセラー本が読めるわけではありません。誰でも知っているベストセラー本を無制限で読ませてしまったら、Amazonも出版社も大変でしょう。

それでは面白い本てほとんどないんじゃない? と思われるかも知れません。私も最初はそう思っていました。確かに売れ筋の本はこのプログラムのラインナップにはありません。ですが、ベストセラーまではいかずとも面白い本は結構あるのです。それにベストセラーだからと言って必ずしも面白いとは限りません。少なからず好みというものはあります。

個人的にはミステリー物が大好きです。警察、医療、推理、ちょっとオカルトっぽいのも全然OKです。

この手のストーリー物はかなりあります。小説はもちろん、手軽に読めるコミックも多く、一つ発見すると、おすすめ本として次々に紹介してきます。

はまります。確か二か月で150冊ほど読みました。その後記録するのも面倒で、ひたすら読み続けています。

コミックを読んで思うのは、必ずしもすべての漫画家のデッサンがすごいわけでもなく、キャラがすごいわけでもありません。作画がとんでもなくすごい漫画家ももちろんたくさんいらっしゃいます。でも、コミックの面白さは絵の上手下手だけじゃない。ストーリーが面白ければ読んでいるうちにキャラが好きになってきます。造形だけではなく、そのキャラの性格や思いが好きになるんですね。

一枚絵しか描けない者にとっては、なんとも複雑な気持ちです。ずるいな、と思います。一枚絵のキャラにも性格や思いはあるはずですが、何ページにも渡って登場人物の言動が語られるストーリーにかなうはずがありません。コミックの中のキャラは、ストーリーの中で活き活きと生き抜き、読み手に大きな感動を与えてくれます。

ずるいと思うものの、ストーリーが作れないとダメなんですけどね。ほんと、漫画家がうらやましい。

イラストに挑戦(135日、850H)・・・描いている時間よりも眺めている時間の方が長くなった

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アナログっぽさ

pinterestを開くと、すっごいイラストがこれでもかというほど出てきます。以前はよくわかっていなかったこともあり、便利だとか参考になると考えていましたが、今ではひとつひとつの絵のすごさが実感されるだけに苦しいです。

大雑把に言ってイラスト描きには二種類いるように思えます。

ひとつは、オリジナリティを追求し、自分なりの表現を求めるタイプ。

もうひとつは、職人に徹するタイプです。オリジナリティ以上にテクニックを追求するタイプ。こういう方はアニメーターにも向いているかも知れません。

はっきりと二分できるわけではありませんし、細かく分ければさらにバリエーションは増えるでしょう。また、ある程度テクニックがついたらオリジナルキャラを考案する、というようなステージによってやることが変わっていく面もあると思います。

自分はどうかというと、どう考えても自分なりの表現を求めるタイプです。キャラはオリジナル、そして塗りはアナログっぽく。どうしてもそこにこだわってしまいます。

スケッチ

以前よりも制作に時間がかかるようになりました。以前は夢中で作画していましたが、今は少し進めてはじっくりと眺める時間をとるようになりました。その方が納得度が高いような気がしています。作画時間(実際にペンを走らせている時間)そのものはさほど変わっていないように思います。

また、本当に納得いく構図を探すのにできるだけ多くのスケッチを描いた方がいいと思いました。ひとつふたつの思いつきですぐに作画に入ることもありますが、数多くスケッチした方がやはり納得度は高いです。

 

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最初は、男の子と女の子のペアで、動きのある絵をイメージしていました。納得できる構図が見つからず、なかなかそこから抜け出せなかったのですが、視点を変えてスケッチを進めました。こうした膠着状態から抜けたところで、いいじゃんと思える構図が見つかることがよくあります。

今週は、キャラの作画を進めました。

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スカートの長さ、なびき方がちょっと不自然なので、この部分は変更したいところです。

クリスタで講師をされているイラストレーターの方(女性)が、自身のYoutubeチャンネルで、「ポーズや衣装は、実際に自分で着てその写真を撮って参照するぐらいしないとダメ。プロだってそうしている」とおっしゃっておりました。

お話はよくわかります。できればそうしたいところです。ただ、男性が女性のポーズや衣装を描くときって、えらく苦労することになります。

衣装は、ネット上に参考になる画像がいくつもありますので、まあ何とかなりますが、特にスカートのなびき方は悩ましいです。クリスタの3Dが多少参考になりますが、スカートのひだがまるで板のような動きで、不自然であることは否めません。

愚痴っていてもしかたないので、今後の課題でしょうね。

背景は3D画像をそのまま張り付けていますが、できれば水彩っぽく描きなおしたいところです。他の表現もあるかも知れません。いずれにしても、このままはありません。なので、このあと何日か取って背景を仕上げたいと思います。

アナログっぽさはブラシとぼかしの組み合わせとその設定

作画プロセスは、このところ定着しつつある、

ラフ線画 → ラフ塗り → 仕上げ線+仕上げ塗り

で進めました。やっぱり楽です。後で仕上げ線を引くのでラフに塗れます。後で消したり、塗り足したりすればいいので、細かい仕上げに気を遣う前に、全体感に神経を注ぐことができるような気がします。

彩色については、「水多めブラシ」と「水彩なじませ」を使いました。9割以上がこの二つの組み合わせです。他のブラシ(例えば「塗り&なじませ」や「エアブラシ」など)を使うと、その部分だけが浮いてしまいます。

そこで、「水多めブラシ」と「水彩なじませ」の設定を調整しながら、できるだけこの2つのツールで彩色するようにしました。

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水彩境界を使うと、塗りなおした場合汚く見えてしまうため、ほとんど使っていません。使う場合は、一発(ひと筆)で決められるような単純な線(面)で使った方がいいかも知れません。水彩境界があるだけでみずみずしさが増すので、うまく使えるようになりたいところです。

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水多めブラシのエッジを調整するには、硬さ設定(「堅さ」は間違い)を変更するといいようです。五段階の設定がありますが、3と4の間にやや開きがあります。使うとすれば3か5でしょうね。硬めにした方が、さっぱりした印象になり、アナログっぽくなります。

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水多めと水彩なじませの組み合わせです。水彩なじませはぼかしツールなので、これ自体は彩色していません。一般的なぼかしツールを使うと、グラデーションをかけたような効果が得られるのですが、このツールでは、境目のはっきりした色抜きしたような効果が得られます。また水彩境界をオンにすると、縁に水彩境界を作ることができます。水多めブラシとの相性がとてもいいと感じます。

一貫性というか、絵の印象が均一に見えるようにするには、ブラシはある程度固定した方がいいかも知れません。逆にわざと部分的に印象を変えたり、絵全体の印象を大きく変えたい場合は、使うツールを大きく変えればいい、ということになります。

実際のところ、描く対象によってツールを変えたくなります。例えば布と髪では質感がまるで異なります。その場合、水彩で布地を描いたとして、つやのある髪にはエアブラシを使いたくなります。ただ、考えてみると水彩画でも油絵でも、基本的に筆で描いてます。途中でエアブラシにしたり、大きく技法を変えることはありません。

デジタルの場合は、途中でツールを簡単に変えることができます。そこがまた面白いところでもあるのですが、よほど意識して変えないと、何をやっているのかよくわからなくなる危険性があります。もちろん、想定外の面白さが生じることもあるでしょう。

今回は、できるだけツールを固定して描いてみました。

板タブがすごいことになっている

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2年使った板タブ

WACOMの板タブを2年使いましたが、数か月前からペン先がひっかかるようになり、ペン先を何本か続けて交換しても全然だめになってしまいました。

タブレット面のよく使う部分は、全体の3分の2ほどでしょうか。元々の板タブのシボがなくなりテカテカです。(写真の黒く見える部分)

さらに、集中的によく使う部分は、中央部分の5センチ角ぐらいの部分です。

この部分は、表面がさらに削れ、洗濯板のような状態です。この面に来ると、確実にペン先が引っかかり、ザリッという大きな音がします。

表面に保護シートを貼ればよかったのかも知れません。当初は紙を一枚敷いていました。ですが、逆に描きにくかったのです。紙もたちまちよれよれになります。紙の厚み分浮いた状態だと、感度も悪くなります。

もともとペンタブ用に最適化された表面処理をしているはずです。できればオリジナルの表面を使いたいと思いました。問題は、傷がついた場合、この機種では表面を自分で変えられないことです。傷がついた今の状態の上に保護シートを張るのもどうかと思いますし、ひとつ高いグレードの表面が変えられるタイプにしようかとも考えています。

  • 今の板タブ+保護シート
  • 今の板タブの修理
  • ひとつ上のグレードに買い替える

三択でしょうか。買い替えにしても、中古で十分、新品なんか不要です。

(デジタル)イラストってほんとお金かからないですね。

えらくローコストなのに、マイキャラはやっぱりかわいいし(親の欲目というやつです)得るものは本当に大きいと感じられます。

それはそれとして、エロ感が大きいと、描いていてやっぱ萌えます。

イラストに挑戦(133日、834H)・・・やっぱり自分のキャラ

 

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世の中が激動している今日この頃、少女キャラなんか描いている場合だろうかとも思うのですが、描くのを止めたところで、どうなるものでもありません。

お盆休み中は、電子書籍の原稿も書いていましたが、絵も結構描いていたと思います。ただ、きちんと記録しておらず、今さっき手帳を確認したところ、数日分の空白のページがありました。時間があるときって意外とメモしないものですね。どちらかというと忙しいときほどよくメモするみたいです。記録していない作画時間がかなりあるのではないかと思いますが、記録している数字を足し合わせると、今日の時点で834時間となります。

 

プロの絵の特徴

前回は、私自身があこがれているプロの方の絵と私の絵との差について書きましたが、今回は、プロの絵のさらに細かい特徴を記載しておきたいと思います。ただ、結構項目数が多いので、ブログの一番最後に付録としてつけたいと思います。

今回も師匠の絵を眺めながら作画したのですが、前回程の新鮮さは感じられませんでした。同じ作業を繰り返しているだけですからね。

今回の絵で一朝一夕に追いつけない要素があることもわかりました。ブラシのタッチです。プロの絵のタッチはやはり新鮮です。毛筆の達人がするようなためらいのない描線とそのタッチから生じるさっぱりした味わいは、今日明日に身に着けられるものではありません。ただ、コツのようなものはあるのかも知れません。

 

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やっぱり自分のキャラ

いくら師匠の真似をしても、やはりよくよく見ると自分がいつも描いているキャラでしかありません。特にキャラを特徴づけるまつ毛や瞳なども参考にして、面白いと思う要素を取り入れているのですが、描きあがったキャラはやっぱりいつも描いているキャラになってしまいます。

話はちょっと横道に反れますが、Kindle unlimitedで、「才能の正体」という本を読みました。坪田さんという、ビリギャルの先生だった方の著書です。この本の中で彼は、「才能」は誰にでもあり、正しい方法で身に着ければ誰にでも達成できる、と論じています。

誰にでもあるものなら「才能」とは言わないでしょうね。一般には「才能」とは、(元々)才能を持つ人を指すことが多いと思いますので。彼が言う才能とは、ほぼほぼ技能や知識を指していると思います。

一般的に才能と言われているもの(その多くは技能や知識だと思います)は、元々あるものではなく、努力の結果であるというわけです。多くの人は、それまでの努力を知らず結果だけを見てしまうため、「才能」と感じてしまうとのことです。個人的には著者のこの主張は正しいと感じます。

この本の中で、実力を身に着ける最も効率的な方法が紹介されていました。すでに実力を身に着けた人の真似をする、ということです。真似る部分はプロセスとのことです。才能があると言われる人のやり方をそっくりそのまま真似てみる。その人の考え方やポリシーなどを知る必要はなく、やり方だけに着目して真似る。真似したらオリジナリティがなくなる、なんてことを心配する必要はありません。完全に真似したつもりでも、その人なりの個性はどうしても出てしまうものです。

だ、そうです。

やっぱり、真似したくても完全にはできないものなんですね。いや、私の場合は、完全にコピー出来たらいいな、と期待しながら真似てるので、単に実力が乏しいだけなのですが。

ちなみに、Kindle unlimited(電子書籍読み放題・・・ただし限定作品)の7月6日からの読書数ですが、8月末時点で140冊を超えました。

 

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スマホシリーズ?

前回の絵の中にもスマホがありましたが、今回もスマホ・・・明らかにiPhoneと思える形のスマートフォンを描きました。ちょっと遊びでBluetoothシンボルを金属棒にしてみました。知恵の輪みたい。

それにしても、短距離無線のBluetoothは一気に普及したもんですね。マウス、キーボードはもちろん、ヘッドホンやスピーカもBluetooth接続が一般化してきました。

これらは確かにケーブルが邪魔です。ケーブル式のヘッドホンだと、ヘッドホンをつけるだけでその場に縛られたような気持になりますからね。ヘッドホンをつけていることを忘れてうっかり立ち上がり、ヘッドホンを落としてしまうことがよくあります。

お盆休みに、作業場の引っ越しをし、ついでにiphoneipodをプレイヤーにした音楽環境を構築しようとあれこれ調べてみました。今だったら当然Bluetoothを用いた小型スピーカがいいだろうと思い、よく売れているAnkerブランドのアンプ内蔵のミニスピーカにしようと思いました。

最終的には、古いドウシシャ製のスピーカにしました。AnkerスピーカのAmazonでの評価は非常に高いのですが、Youtubeで実際の音を聞いてみたところ、低音がほとんど出ていない。たぶん我慢できないと思います。

ドウシシャ(元は山水です)のスピーカシステムですが、今も中古で4000円程度で取引されています。もともとさほど高価なものではありません。ですが、一度その音質を知ってしまうと止められません。特に和室のような音響的にスカスカの部屋でもたっぷりと低音を鳴らしてくれます。半面、狭いデッドな部屋だと低音が出すぎて、気持ち悪くなります。そんな部屋の場合は、YAMAHAのミニコンポが適合します。(Yamahaの演奏用防音室内でYamahaのミニコンポを再生してみたら、すごくよかったです)

 

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Appendix・・・付録

プロの絵の特徴をまとめました。と言っても、一部のイラストレーター(ゆ~げんさん)の一作品についてです。

概要

水彩塗りをベースにしたみずみずしさのある彩色が特徴。


線画

アナログ感のある、ラフな印象のライン。影の部分を太く、光の当たっている部分などは線がほとんど見えなかったりする。

線画、塗りという区別をせず、線は塗りの一部のような扱いをしているように見える。

イラストレーターが実際にどのようなプロセスで仕上げているかは不明だが、最初に線画を仕上げてから彩色するのではなく、ラフな線画から彩色をある程度進め、全体の調子を見ながら仕上げ線を入れていくというプロセスのほうが進めやすいと思われる。

 

[ 塗り ]

肌・・・ 

下塗りはかなり明るく、影は薄い。基本の影は全体的にグラデーション調。

落ち影は、やや濃いめで、境目はエッジを立てている。落ち影についても、べたではなく、明るいところ、暗いところと、強弱をつけている。

 

顔・・・ 

ほほの赤みは、あえて赤くせず、肌全体の影と同色、同程度の柔らかさ。額全体にグラデーション。登頂に近いほど濃くなる。

 

眉毛・・・ 

太く短く、薄い。平安美人風。

 

まつ毛・・・ 

黒くはっきりしている。まつ毛は特に特徴が明確で、横に伸びた基本のまつ毛(上まつ毛)と、目じり側に下まつ毛。この下まつ毛からなぜか上にまつ毛が伸びており、この方のキャラの特徴になっている。ただ、この伸びている線は、まつ毛ではなく、下まぶたの線かも知れない。下まつ毛は描かれていない。上まつ毛は2,3本あり、それらは顔の前方向に伸びている。また、上まつ毛の上には影が入れられ、上まぶたの立体感を強調している。

 

瞳・・・ 

瞳については、様々なバリエーションがある。基本形は、クロのベースの上に、反射(光彩面)、上部反射(空のブルー)、瞳孔(ドーナツ状)。ハイライト2点、上部ハイライトはかなり大き目。

 

鼻・・・ 

影のみで表現。影ではあるが、特に光の方向を意識しているわけではなく、単に鼻のある位置に鼻の形の影を入れているだけ。一般には点を置くが、その点の代用として影を入れているようだ。光は入れていない。この描き方は、いわさきちひろの水彩画でよく見られる。特に目新しいものではないが、デジ画で応用している他の例は不明。

 

口・・・ 

小さめ。鼻ほどではないものの、コントラストは低い。

 

耳・・・ 

小ぶりで、かわいらしい形。教科書にある耳の形の多くは現実の耳に近いかそれを簡略化したものだが、彼独自に作り出したかわいらしい形を実現している。

 

髪・・・ 

一般的なギャルゲ塗りに近い。

 

[ 衣類 ]

白物(シャツなど)・・・ 

明るい地色の上に影をグレイで彩色。水彩境界を施した水彩筆を使っている(?)。柔らかなグラデーションが出来ているが、ブラシワークなのか、塗った後でぼかしているのか、あるいは、塗った後でエアブラシで消しているのかはわからない。

二種類以上の影を重ねることでかなり複雑な陰影と形状(特にシワ)の両方を同時に表現している。

一つの線を水彩筆人筆一発で描いているように見えるが、かなり高度なブラシワークができないと難しい。

初心者の私の場合は、「塗り&なじませ」ブラシでネチネチと描いた方がベター。この筆は、強く描くと塗りができ、弱いとぼかしができる。つまり一つの筆で、塗りとぼかしができるのだが、連続的にできるので、調子を見ながら加減がしやすい。それでも慣れは必要。

 

色物(やや厚手の衣類)・・・ 

水彩調だが、厚塗りっぽくも見える。基本の塗りは白物と同じだが、水彩境界は使わず、ぼかし、グラデーションで柔らかさ、表面のゆるやかなうねりを表現している。全面にテクスチャーらしきものを重ねて質感を出している。端面には白もしくは濃い色を入れ、生地の厚みを表現している。

 

ハイライト・・・ 

肌、髪等にハイライトが散りばめられている。一点だけポツンと置かれる場合は少なく、通常は二点。三点の場合もある。二点の場合は、大小で、三点の場合は大小小のパターン。

イラストに挑戦(13X日目)・・・あきらめの果てに

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前回の128日目までの内容で、イラスト制作記の原稿を仕上げました。急いで上梓する必要もないし、今出版しなくてはならないものでもないし、結局寝かしたままです。

出版しないなら意味ないじゃん、と思われるかも知れません。自分でもそう思います。ただ、この電子書籍を作ったことで、気持ちの上では大きな変化がありました。一旦過去のすべての内容を見直したことで、結局自分が何をやりたいのか、どんな絵を描きたいのか、再認識できたような気がします。

様々な手法をやみくもに学んだことは、ふらふらと横道にそれていたように見えますし、確かにその通りなのですが、自分探しのようなものだったのではないかと思っています。

結局、好きな技法はアナログチックなペンやブラシワークです。いわゆるCGっぽい絵も嫌いではありませんが、自分のスタイルとしてはどうよ、と思います。

2冊目の塗り教科書

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塗りに関する2冊目の教科書(古本です)を買ってみました。 

おおよその内容は事前に確認した上で購入しています。この書籍で紹介されている9種類の塗りの中のアナログ塗りの絵柄に興味がありました。自分が描きたい絵に一番近いものと思えました。

デジタルの塗りの種類は、書籍によって微妙に異なります。例えば最初に購入した「キャラ塗り上達術」は次のような内容でした。

  1. アニメ塗り
  2. ブラシ塗り
  3. ブラシ塗り
  4. ブラシ+厚塗り
  5. 水彩塗り
  6. 水彩+厚塗り
  7. 厚塗り
  8. 厚塗り
  9. ギャルゲ塗り
  10. 宝石塗り

今回の「デジタルイラストの塗り事典」は次のような内容です。

  1. アニメ塗り
  2. ブラシ塗り
  3. 水彩塗り
  4. 厚塗り
  5. 発光塗り
  6. ギャルゲ塗り
  7. 透明水彩塗り
  8. アナログ塗り
  9. 和風塗り

一冊の本にブラシ塗りが2回出てきたりしていますが、同じブラシ塗りでもそれぞれの作風は別物です。それほど分類が難しく、またバリエーションも多いのがデジ絵の世界なのかも知れません。 

ところで、今回興味をもって読んでみた「アナログ塗り」は、出水ぽすかさんというイラストレーターの方が執筆しています。

最近の書籍によくみられるように、この書籍でも作成データが公開されています。ただ、アナログ塗りに関しては、高解像度画像も非公開、データも非公開とな。結局教科書に書かれている範囲の情報しかありません。

アナログチックに見せるために、線画は鉛筆で描いて、それをスキャンしているそうです。それなら、いまもかつても私やってますって。

塗りに関する説明は、はっきり言ってやる気のない(公開したくない気持ちがいっぱい)内容です。

「塗るたびに新しいレイヤーを作り、塗り重ねる。アナログっぽいでしょ!?」

これだけです。これだけで何がわかるのでしょう。というか、アナログ塗りでなくとも、ほとんどの技法はこのやり方だと思います。

教科書に頼るのはあきらめて、好きなイラストレーターの絵を改めて眺めてみました。かつては一体全体どうやって描いているのかさっぱりつかめなかった絵です。

好きな絵を描けるようにするには好きな絵を模写するしかないんだろうな。でもね、そもそも描き方が全くわからなくって、手も足も出ないんだよ。

そう思いながら・・・。

今の自分の絵との差分が見える

好きな絵、描きたい絵は人ぞれぞれだと思います。改めて見た絵は、ゆ~げんさんの絵です。ゲームソフト、フィリスのアトリエなどのアトリエシリーズのキャラの絵を描かれていますので、ゲームに興味のある方は少なからず目にしたことのある絵柄だと思います。

彼が数年前に描いた絵を参考に、以前の自分の作品のリメイクをしてみました。

リメイク対象作品は、こちら

 

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デジ絵を始めて19日目の絵です。

結果としてリメイクした絵はこちら(全体図)

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キャラ部分だけトリミングした絵はこちら

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八割方、今までやってきたこと

もはや教科書には頼れない。そう思い、あきらめたせいでしょうか。改めて見てみたゆ~げんさんの絵が、かなりのところまで見えるようになっていることに気がつきました。

彼の絵と直近の自分の絵との大きな差は次の2点と言えます。

  1. トーンの使い方
  2. 線画の強弱

それ以外については、今まで経験してきたことがほとんどそのまま応用できています。

結局この作風って、基本的に透明水彩ですよね。髪の塗りだけが、ブラシ塗り、ギャルゲ塗りっぽいせいで、絵をどうとらえていいかがわからなかったのです。

1のトーンですが、見ての通り、肌のコントラストが異常に低いです。それ以外についても、それぞれの固有色をベースにしたコントラストは低めです。さすがにここまで狭いコントラストの絵は描いたことがありません。

2の線画の強弱ですが、今回はプロセスを変えることで、線画の強弱が効率的、効果的に描けるように工夫しました。

  ① ラフな線画

  ② 彩色

  ③ 線画仕上げ

②と③は、相互に行き来しながら、状況を見ながら仕上げるようにしました。

最初に線画を描いて、そのあとで塗り絵をするというプロセスにずっと違和感を感じていました。実際、塗ってから太くしたり細くしたりと線幅を調整することがしばしばあります。ですが多くの教科書は、線画を最初に完璧に仕上げなくちゃダメ、みたいな書き方をしています。できるわけねーだろ、と思っていました。ある程度影をつけてからでないと線の強弱はつけにくいのです。

よ~清水さんもこのプロセスに近い進め方をしています。ラフな状態から全体を眺めながら調整していけるため、気分的には非常に楽でした。最初に線画を仕上げるのは、私にとっては苦痛でした。

絵の情報量

もう一つ試してみたことがあります。テクスチャーの積極的な応用です。

テクスチャーというのは、ある面の文様(パターン)のことです。例えば、革靴なら、革のテクスチャーを張り付けるだけで、革の質感が表現できます。布地や木目、ブロック等々もテクスチャーが効果的に使える素材です。

ですが、必ずしもそのモノのテクスチャーである必要はありません。何らかの雰囲気を出すためにあえて現実的でないテクスチャーを張り付けてもいいわけです。

今回はスカートや靴にテクスチャーを張り付けています。それから、背景や後ろ髪にエアブラシの点描のパターンを使いました。

実際のところ見本にした絵がテクスチャーを使っているかどうかはわかりません。ブラシワークで描いているのかも知れませんし、紙質(これもテクスチャーですが)を用いているのかも知れません。あるいは、写真などを用いたコラージュかも知れません。わかるのは、そこに何らかのパターンがあることです。

目には見えてもプロセスがわからないと実現できないこともあります。テスクチャーやら写真やらを何枚も重ねていくと、複雑怪奇な絵柄ができることでしょう。そうして描いた絵は、見ている人はもちろん、描いている本人にも再現が難しいかも知れません。デジタル的に履歴が残せるなら別ですが。

アトリエシリーズのメイキング記事

ゲームにはあまり興味はないのですが、そこで用いられているイラストの制作方法には興味がわきました。

最近のアトリエシリーズのキャラについては、二名のイラストレーターがコラボして制作しているとのことで、ネット上にかなりマニアックなイラストレータトークがいくつか掲載されています。

ゆ~げんさんがもう一方のイラストレーターとコラボする際、相手の絵を最初は見ないようにしていたそうです。見てしまうと影響を受けるから、というのがその理由です。

自分なりの確固たる絵柄を実現している方がそうやすやすと他の方の絵に影響を受けるものなのだろうか、と最初は思いました。どちらかというと、他の方に影響を与えこそすれ、影響を受けることは少ないのではないのか。そう思えたのです。

ですが、考えてみると、もともとデジ絵などというジャンルはこの世にはありませんでしたし、今のデジ絵にしても、人ぞれぞれです。前例がないだけに、様々な人の絵(リアルな絵も含めて)から、自分なりに学び取り、自分のスタイルを作り上げるしかありません。結局飛びぬけた人達というのは、そうやってよりよい作品を制作してきた人達なのではないでしょうか。他の方の作品から学ぼうという気持ちがあればこそ、影響を受けてしまうのかも知れません。

最初は、プロの方の絵をまんま模倣するのはどうかと思っていたのですが、プロでさえ他の方の作品から影響を受けていることを知り、気が楽になりました。

スケッチと線画

鉛筆で描いたスケッチです。

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めっちゃ萌え系じゃん。胸の丸いのは、乳首ではなくシャツのボタンです。

パソコン上で描いた最初の線画がこちらです。

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なんだかんだ言って、今までの絵に比べて制作時間が数倍かかります。

ていうか、今までどんだけ手を抜いてたんだよ?

イラストに挑戦(128日目、795H)・・・プツンと切れてしまった

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Kindle unlimitedで電子書籍をむさぼり読んでいるうちに、自分でも本が書きたくなってきました。内容は、このブログ記事を元にしたイラスト体験記です。一旦そう思いこむと、居ても立っても居られません。新しいターゲットめがけて、ついつい気持ちが突き進んでしまいます。

Kindle本を出したい

体裁については、表紙、扉絵、目次、本文扉、本文(イラスト+文章)・・・と、ごくごくありふれた内容でいいでしょう。電子書籍とは言っても紙の本と基本的には変わりません。ただしkindleの場合、文章中心の書籍と絵中心(例えばコミックや絵本)の本では、文字の流し方が異なるとのことです。

絵が中心の場合、レイアウトは固定になります。まあ、これは当然でしょうね。勝手にサイズが変更されたら、絵が歪んでしまいますから。文字の場合は、読者が決めたレイアウトに合わせて文字が流し込まれます。この方式はリフローと呼ばれているようで、ページ数が何ページになるかは、レイアウトや文字サイズ次第、ということになります。紙の本は文字中心だろうが、絵中心だろうが、基本的にレイアウトは固定されます。まあ、当然ですね。

果たして、今回の本は絵(イラスト)中心と言えるのでしょうか? 文章に比べて絵が多ければ絵中心と言えるかも知れませんが、今まで描いてきた絵を全部合わせても一冊の本になるほどの分量はありません。絵の数に関わらず、文章もそれなりに入れたいと思うのです。そうなるとリフロータイプかな、とも思います。その場合、絵は文章中に挿入された図表のような扱いになるのでしょうか。

Kindleによる出版方法については、ひととおり勉強いたしました。ですが、実際にやってみないとわからないことだらけです。出版のための基本ツールはネット上に用意されているようなので、試行錯誤しながら進めればいいでしょう。何はともあれ、まずは原稿ですね。

表紙って、やっぱりイラストだよね

イラストについての本なので、表紙にはイラストを入れたいと思います。

最初は、今まで描いた絵の中で気に入ったものをレイアウトすればいいだろう、と思っていました。

タイトルは、

「美少女キャラに恋してる」

確か似たようなタイトルのドラマがあったような、なかったような。

次にサブタイトルは、「還暦オヤジのデジ絵挑戦記」

タイトルはいいとして、このサブタイトルはちょっといただけないですね。このサブタイトルを見ただけでげっそりします。

サブタイトルは保留とし、この「美少女キャラに恋してる」というタイトルに一致したイラストはないかと過去の絵を見たのですが、どうもピンと来るものがありません。タイトルを見ているうちに、新らたなイメージが沸き上がってきました。

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髪と服の影をラフに入れた途中の状態です。Kindleのレイアウトに合わせた1.6:1サイズのちょっと縦長な絵です。・・・背景が白なので、画面だと縦横比はよくわかんないですね。

最初に上着ボレロ)を着せていたのですが、肌の彩色をしたところで、上着なしのままで可愛いと感じました。特に肩甲骨が可愛い。肩甲骨フェチになりそう。

プツンと切れてしまった

結局女人禁制はどうしたのでしょうね。いとも簡単に「女性キャラ」に走ってしまいました。張りつめていた糸がプツンと切れたように。「女性」に走るよりはましですが・・・。

前回の男性キャラは、下塗りで止まった状態です。実際、描いていてあまり面白くありませんでした。今回久々に(と言っても2週間ぶりですが)女性キャラを描いてみてわかりました。作画中のモチベーション、集中力が半端ないことを。

ということで、しばらくは電子書籍の原稿に集中したいと思います。まもなく短い夏休みももらえそうなので、短期集中で頑張ってみたいところです。

それはそうと、ペンネームを考えなくちゃ。オールドボーイは、OBのことですから、あちこちで使われている一般的な言葉です。ネーミングって本当に悩みます。

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OBと言えば、こっち?

【 写真 】

toyaさんによる写真ACからの写真  

イラストに挑戦(125日目、770H)・・・女人禁制にしてみたものの

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デジ絵を始めてからというもの、延々と女性キャラを描き続けてきましたが、エロへの傾倒が(自分の中で)激しくなりつつあるのを感じ、一時的に女人禁制としてみました。

まるで、恋愛を禁じられたアイドルのようだな、とわけのわからない納得感に浸っています。ただ、問題がないわけではありません。

悲しいかな、絵を描くモチベーションが全然沸きません。

男性キャラもやっぱり難しい

女性キャラでなければ何を描くのか?

ひとつは男性キャラ、他には子供たちや年配者というのもあるでしょう。動物を描いてみたりというのも考えられます。この際、いざという時のために、背景だけいくつか描いてストックしておく、というのもあるかも知れません。

そこで、キメツ・ファンアートへの応募も検討していることから、あの物語や時代背景を意識した男性キャラを描いてみようと思いました。

で、男性キャラですが、今風、というか、よく見るキャラの特徴は次のような感じでしょうか。

  • 顔が細長い
  • 切れ長の上がり目
  • 鼻も長い
  • 口は女性キャラに比べて大きめ

これを実際に描いてみると、

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こんな感じ?

なんか、何とか三世に出てきそうなキャラですね。

口はもう少し大きめでもよかったかな。

で、これ描いてですね、さらにモチベーションが下がってしまいました。

Kindle unlimitedで、キャラの描き方関連の書籍が、恐らく数十冊は読み放題です。いくつかの書籍に掲載されている男性キャラを参考にしようと思ったのですが、多かれ少なかれ、この絵に近いイメージです。

男性キャラって、女性向けマンガのキャラをベースにしているんでしょうかね。それはそれで意味はあると思います。女性から見て萌えるキャラ、ということですね。

ただ、私にはどうしてもオネエキャラに見えてしまう。別の言い方をすれば、女性がよく描く『男になり切れていない』男性のイメージ。中性的な印象がどうしてもあります。

最近のキャラは、男性が描いても女性が描いてもどれも同じようなキャラに見えます。もう少し「男が描いた」っぽさを出してもいいんじゃないかなって思うんですけどね。

スケッチ

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よくある男性キャラに比べ、少々ほほがぷっくらしたしたキャラにしてみました。

そして、キメツを意識して、軍服を着せました。

デザインは今現在の海上自衛隊の正装を参考にしました。海軍の場合、国別の違いはあるもののそのデザインは共通性が高いとのことです。敵味方に関わらず軍服を見れば階級やらがわかる、ということなんでしょうね。

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今回はラフ線画までです。

何分描きなれないせいか、結構時間がかかっています。軍服ほどの厚手のジャケットの写真がなかなかなく、またあったとしてもこの絵のような手の上げ方、曲げ方をしている写真はほとんどありません。

どうしたものかと思っていたのですが、よくよく考えてみたら、自分で似たような服を着て写真を撮ればいいことに気づきました。

ちなみに、先日まで無料で見られていた「男子ポーズ・ドットコム」がなくなってしまいました。今は有料サイトになっています。残念。

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最初は普通のデジカメで撮影しようとしたのですが、裏面にある液晶画面が自分で見られませんから、適当に位置決めして撮影しておりました。が、さすがにまともな写真が撮れません。

そこで、ipad(もしくはスマホ)を使ってみました。タブレットなら、内側のカメラを用いることで、撮影者が画像を確認しながら撮影可能です。

問題になるのはシャッターボタンです。せっかくいいアングルを見つけても、タブレットに手を伸ばさないとシャッターは押せません。押そうとすると、体制が崩れてしまいます。

タブレット用のリモートシャッターは無いものか? 

ネットを探してみたところ、300円でダイソーにあるとのこと。Bluetoothを用いたスイッチです。こりゃ便利だ、と思ったのですが、そもそもこの操作ってキーボードでできるんじゃね? と思い、キーボードのショートカットを確認したところ、カメラ起動時に音量+ボタンがシャッターになるのを発見しました。買わなくてよかった。

ipadをテーブルに置いて撮影したところ、まあまあ近い写真が撮れたのですが、絵のアングルとぴったり同じというわけにはいきません。ドンピシャなアングルとなると、空間のかなり高い位置にカメラを置く必要があるのです。つまり、ipadを空間に斜めに置く必要があります。実際にそれを行うには、ipadに取り付けられるアタッチメントと三脚が必要になります。仕事柄三脚は何本かありますが、さすがにipadを掴むためのジグはありません。

私的にはパソコンで撮影できた方が便利です。テザー撮影ができるのが理想ですが、ちょっと費用がね・・・。

helpx.adobe.com

私が持っているEOS20Dはテザーできないと思っていたけど、このページの情報だとできることになってるね。本当? 本当ならうれしい。

※ テザー撮影=リモート撮影はできても、リモートライブビューができない可能性があります。やりたいのはリモートライブビュー。

Kindle unlimetedで絵の教科書を貪るように読んでみる

作画についてはここまでで、ここから先はKindleについてです。

Kindleの読み放題プランであるKindle unlimted対象の絵の教科書ですが、さすがに最新版はラインナップされていないものの、数年前ぐらいの本の多くは読むことができます。数年前とは言え、決して古さは感じられません。

何冊かをぶっ続けで貪るように読みました。数冊続けるとさすがに疲れますね。それでも見ているだけで楽しいものです。数多く読むのがいいことかどうかはわかりませんが、とりあえず今は読めるだけ読んでみたいと思います。

教科書本ではないのですが、イラストに関するビジネス本も何冊か読んでいます。

 

マンガは描ける!絵が描けない人でも やまなしレイ

タイトルが面白い本です。

個人出版のようです。この方が言うところの「絵が描ける」というのは、何も参考にせず、いきなり仕上げ線で作画することのようです。彼の定義からすると、ほとんどのイラストレーターは絵が描けないことになります。多くの方はラフを描き、その上に仕上げ線を描きますからね。

ただ、マンガの場合は、必ずしもイラストレーターのような描き方でなくてよい、というのがこの方の主張のようです。要するに自分で撮影した写真やフリー素材を用いて、それをなぞることで十分マンガに通用する絵になる、とのこと。

それ、一般の漫画家もそうしてるんじゃないのかな。むしろ、短時間で大量の作品を作るにはそうでもしないと間に合わないと思いますし。

 

崖っぷちの作家がデジ同人で月40万稼いだ方法 ひなまる

だそうです。月40万円というのは、本を読んだ限りは瞬間最大風速ではないかと思います。こんな本がある反面、同人では全く本が売れない、というようなタイトルの本も見かけました。今現在はあまり魅力ある市場ではないのかも。

このデジ同人というのは、最初どういうものかわかりませんでした。で、読み進めるうちにエロものだということがわかりました。内容についてかなり具体的に触れていますが、いわゆる写真版のエロ本のイラスト版のようなものらしいです。

そんなものがあったのか、と思うのですが、私がどうしても描きたい、いや、つい描いてしまいそうになるストーリー仕立てのキャラのエロイラスト集そのものではないですか。

この手の本を何と呼ぶかはわかりません。同人という言葉からして、私はサークルか何かのようなグループ、あるいはグループワークのようなものを想像していたのですが、どうもそうではなく、同人サイトのようなエロ専門サイトで販売することのようです。

なお、この方、月900円しかないという最悪の状況に陥り、一念発起してこのエロストレーション本を描いたのだそうです。

いや、そんな状況下で、売れるかどうかわからない、しかも日銭が稼げるかどうかわからないような仕事、普通するかな? まずはバイトして、余裕ができたら描いてみる、が普通だと思いますけどね。日ごとに支払ってくれる仕事って結構ありますよ。

ただ、この本を読んで、私も是非描いてみたいと思ってしまいました。

 

大どんでん返し創作法: 面白い物語を作るには ストーリーデザインの方法論 (PIKOZO文庫) 今井昭彦

短編マンガのストーリー作りのために読んでいます。まだ最後まで読めてませんが、ストーリーの作り方が明確に書かれているかなりいけてる本です。

以前、マンガの描き方についてのサイトで、基本的なストーリーの作り方を学ばせていただいたのですが、結局うまいこと作れていません。そのサイトに書かれていることが間違っているわけでは決してなく、横展開が難しかったのです。つまり、ある特定の主人公とある特定のストーリー展開という狭い条件では成り立つものの、ちょっと角度を変えるとどうしていいかわからなくなるのです。

その点、この本は、世の中の一般的なストーリー全体を見渡したうえで、そこから得られたいくつかの定石のようなパターンを取り出していることと、実際にストーリーを作るうえでの作りやすいプロセスを提案しています。

従って、どのような登場人物が必要か、どのように展開していけばいいか、など、ストーリーの要素をいくつかのパターンから選択することで作りこんでいけるわけです。

この本の内容って、ストーリー創作ソフト(まさしくAIか)にできそうです。

ある程度機械に作ってもらい、見せ場や個々人の主張のようなものをところどころにちりばめると、それだけでそれっぽい作品になるかも知れません。わかりませんが。

Kindle unlimited、堪能しています

ということで、Kindle unlimited、堪能しています。

個人出版物が結構多いことと、そんな海のものとも山のものともわからない本でも、読み放題だと手軽に読めることから、私の絵もKindleで出版する、という手もあることに気づきました。もちろん、偉そうな作品集などではなく、体験談ですね。

オヤジがデジ画で美少女キャラに挑戦、というタイトルではどうでしょう。

美少女キャラに恋して、もいけるかも。サブタイトルが還暦オヤジのデジ画挑戦記。

本のポイントを強いて上げるとすれば、年配者が部不相応な趣味に走ったところでしょうか。そんな本に需要があるとはとても思えません。エンタメのバリエーションのひとつとして出してみる、くらいの気持ちでいいのかも知れませんね。何と言っても楽しそうですから。お金にはならないでしょうけれど。