金曜日に健診があったため、今週は金曜日の午後三ぐらいから絵が描けました。折角の華金ですからね、実は映画を観に行きたかったのですが、夕方から突然の雷雨。外出を断念し、その時間を作画に充てました。
実際のところ、映画を観るよりも絵を描いている方が楽しいんですけどね。ただ、たまには外の文化に触れないと、乏しい感性が、さらに・・・。
始めて自分のブログをタブレットで見てみた
先週、ネットやブログを閲覧している人に関するブログ記事がありました。ブログ記事を閲覧する人の多くはブログをスマホで見ている、という趣旨の記事です。
確かに、ネットを閲覧するだけだったら私もタブレットかスマホを使います。どちらのデバイスも常時オン状態にしていますし、何と言っても、どこでも寝っころがっても見れますからね。タブレットで閲覧はごくごく自然で当たり前のことのように思えます。
ただ、はてなブログについては、私はPCで読んでいます。これはあくまでも、自分のブログをPCで書く都合でそうしているものです。なので、先週のこの記事を読み、ブログの書き手の一部の方、特にPCで記事を書き、その流れでブログを読んでいる方は、ハッとしたのではないでしょうか。
で、実際に自分の記事をタブレットで見てみて思ったこと。
- 思ったよりもきれいに表示されている。
- 反面、アラがよく見える。きちんと仕上げていないので、その辺もちゃんとわかる。
- 二本指で絵を広げるだけで拡大されるので、細かい部分を見るのにすごく便利かも。ただ、いずれにしても仕上げていないので、拡大されてもなあ、という気持ち。
- 逆に、PCで使っている20インチ以上の大型液晶画面のような迫力あるサイズには決してなりませんし、全体像がちょっとつかみにくい。
それから、イラストそのものではなく、記事の中身について。
文字よりも絵が多い方が断然楽しい。今のタブレットやスマホって、表示能力が高いので、絵はたっぷり掲載しても全然問題ない、と感じました。
昔の、例えばADSLなどのネット回線や、古いPCの表示速度の遅さが身に染みているせいか、絵を無駄に掲載しては、非常に迷惑なのでは? という気持ちになることがあるのです。感覚が錆びついてますね。
実際閲覧してみて、今のタブレットやスマホの表示能力は改めてすごいと感じました。古い人間は全然ついていけてないです。
アーミーガールに背景をつけてみた
ということで、今回は、たっぷり絵を掲載したいと思います。いや、たっぷりと言えるほど描けてないか・・・。
先週アーミーガールをアップした直後に、ふっと思いついた背景のイメージ(効果)があります。そのイメージを元に作った背景です。
キャラにいくつかの問題があります。それを手直ししてからとも思いましたが、もう早く描きたくて、ババッと描いてみました。
特に目新しい技は使っていないので、クリスタ使いの方であれば、ああ、なるほどね、と思われるかも知れません。釈迦に説法とは思いますがプロセスを載せときます。
当初、背景に、赤や青の派手な色を置いたりしてみたのですが、キャラが背景に負けてかすんでしまうのです。
キャラ自身の個性や性格の強さ、なんていうのは、この場合あまり重要ではなく、キャラの着ている服や無反動砲のカーキ色に着目しなくてはならないようです。この色、実に地味な色なんですね。なので、赤や青のような彩度の高い色が背景に来ると、キャラが沈んでしまうのです。この場合、背景にふさわしい色というのは、カーキ色よりもさらに主張の少ない、白、黒、グレーということなのでしょう。たぶん。
左右のブーツの長さが異なるとか、右ひじの位置が高すぎとか、左腕が細すぎとか、遅かれ早かれこれらキャラの修正を施したいところですが、それは一旦置いといて、次に進みたいと思います。
女侍(おんなざむらい)
記念すべき40日目に女侍を描いてみたのですが、結果としてうまく描けませんでした。
理由は明確ではありません。が、スケッチ段階から納得がいかない状態のまま作画に突き進んでしまいました。とにかく描きたくて、描きながら考えればいいだろう、と思っていたのが、最後まで納得いかないままでした。
結局クリスタの3Dをいくらいじっても、思うようなポーズができず、また、居合の写真を見たり、動画を観たりといつも以上に熱心に調べてみたのですが、どうもイメージがつかめない。
つかめないまま適当にスケッチし、とりあえず描けば何かつかめるだろう、と思い作画に進みました。
イメージ(というか、たぶんストーリー)が掴めてない
実際、スケッチ段階で、手足をあちらに動かしたり、こちらに動かしたりと、ポーズが定まらない。結局クリスタの3Dと同じことをスケッチの段階でやってしまっている。
上手く行くわけがありませんよね。
ちょっと納得いかない絵ではありますが、記録として掲載します。
背景中央に照明(実際には、火の手か)を置き、その前にキャラを置いた形の逆光にしたかったのです。それはいいとして、テーマ、構図、デッサン、キャラの姿勢など、どれもが不安定で、落ち着きがないように感じられます。
この絵を描いた後で、改めてプロの方々の絵を見てみると、次のようなことに気づきました。
- 動きがあるように見える絵も、実際には、一瞬止まったポーズであることが少なくない。刀を振った絵なら、振り終わって態勢を整える直前。つまり、次のアクションに移る前の、一瞬安定したポーズが描かれていることが多いように感じられる。
- キャラは実は動いておらず、背景や演出で動きを表現していることもある。前回自分で描いたアーミーガール+背景などもそのいい例かも。
ということで、反省ばかりの40日目でした。
クオリティか、数か
それなりのクオリティで描くには、今のように数時間ではなく、数十時間を要するようです。プロの方にとっては、作画だけではなく、打ち合わせや、複数のラフを描く時間も含めてでしょうけれど、ある程度仕上がってから手直しすることを考えたら、何枚かラフを描く方が確かに違いありません。
ここまで描いてきて、時間をかければできることと、時間をかけてもできないことがおおよそわかってきたような気がします。
スキルを要求される表現については、スキルが身についていなければ、時間をかけても描けないでしょう。絵の対象についての知識があいまいだと、不正確なものしか描けないでしょう。時間の問題ではありませんよね。
今はまだ、デッサンや基本的な表現が思うようにできていませんので、品質を追求するのではなく、数多く描いた方がいいように感じています。
毎回何らかのテーマを決めて、少しずつ表現の幅を広げていく、ということにしています。
ちなみに、今回チャレンジしたのは背景。火災の光で下から照らされている雲、煙の表現です。プロの方が描かれていた絵を見て、こんなのが描きてえ、と思いぶっつけ本番で描いたところ、めっちゃ簡単でした。使ったのは「にじみ縁水彩」筆です。
爆発シーンなどにも応用が効くかも知れません。
機会があったら、お試しください。