Old Boy の創作日記

音楽、イラスト、文章に関する創作日記と独り言。

イラストに挑戦(65-66日)・・・ペンを入れると、スケッチの雰囲気が死ぬ

f:id:swingboys:20191201174058j:plain

手ごわい、女学生キャラ

今まで、ここまで上手く行かなかったことがないだけに、何で?という気持ちです。

今まででしたら、手描きスケッチをベースに、クリスタでペン入れすると、「あら不思議、こんなに素敵な絵に」なっていたのが、今回は違う。

ペン入れすると、「あら不思議、全然イメージが違う」のです。しかも悪い方向に。

ということで、今回二日もかかったのは、作画ではありません。キャラデザインに一日半かかりました。ペン入れしやすいキャラとはどんなキャラか?を考えながら。

f:id:swingboys:20191201174733j:plain

たまたまイケてるキャラだったせいで・・・

先週描いたキャラがたまたまイケてた(自分なりにです)せいで、このイメージが頭から離れない。どうしても、このイメージでペン入れしたい、とちょっとばかり意地になっていたように思います。でも、何故か描けない。

スケッチはスケッチ。仕上げとは別物。と気持ちを切り替えられるまでどれほど時間がかかったでしょうか。数時間程度だったかな・・・。

キャラデザインを一からやり直しました。

とにかく、描く

f:id:swingboys:20191201175136j:plain

80枚の落書き帳のページが、いつの間にか残り5枚に。

要するに、今まで横顔しか描いていなかった女学生キャラを今度は正面向きに描いてみたい。ただ、それだけのことなのです。

そこで、小さ目のスケッチだとやはり精度の点で、再現性が乏しいのではないか、と考えました。

ちょっとばかし大き目のサイズで、顔の縦横比や目鼻口の位置の精度を高め、綿密に手描きスケッチ。

いやいや、手描きはないっしょ。綿密というなら。

考えてみると確かにそうですね。でもね、手描きの方が、気持ちがいいから。それに早いし。手描きは曖昧だけに、偶然素敵なキャラができる可能性もあります。

これ以上は面倒くさいところまで、手描きを続け、そこからクリスタに移動しました。

面倒くさいと感じるのは、手描きだと微調整がやりにくいからです。例えば、目を3㎜下に移動させたい、という場合など、手描きだと結構手間です。

以前はコピーして、3㎜ずらして張り付けたりしていましたが、それよりは、スキャンして、クリスタやフォトショ上で、切り貼り変形した方が自由度が高いです。

f:id:swingboys:20191201175947j:plain

手描きによる検討の最後の絵

上の絵が、手描きでの最後の絵なのですが、どうってことないキャラです。この時点で、半分あきらめてました。偶然が二度も三度も重なるわけがありません。

それはそれとして、目の位置を2,3㎜下げて、あごにもう少し丸みをつけたかったのです。そして、笑顔に。

f:id:swingboys:20191201180338j:plain

クリスタ上で検討を続ける・・

クリスタ上で、顔の部分を微調整して、さらにそれをプリントアウトして身体の部分を手描きで追加したものがこれです。

この時点で、先週のスケッチのことはもう忘れていました。ありきたりのキャラかも知れませんが、何だか行けそう。

ただ、このポーズ、やっぱり難しいです。この絵でペン入れしても、ものすごくバランスが良くない。理由はよくわかりません。このままヌードで描いたら問題ないのかも知れませんが。

f:id:swingboys:20191201180827j:plain

無難なポーズに変更

無難なポーズに変更しました。シャツも着せてね。(残念!)

スケッチでは、髪の外形線だけ描いていたのですが、外形線だけだと、下塗りした時のイメージと差が出てしまうため、スケッチの段階で塗りつぶしてみました。

この段階で、顔の部分は、すでにデジタル化しているので、このままペン入れしても大きなサプライズはないはずです。

f:id:swingboys:20191201181213j:plain

色調整前の絵。

色調整前の絵がこれです。

スケッチの段階で、髪を塗りつぶしていたおかげで、さほどの違和感はありませんでした。スケッチでは、ちょっと短めのロングだったのですが、こちらはしっかりとロングにしました。

f:id:swingboys:20191201181619j:plain

色調整したもの

こちらが色調整したものです。調整前だと、シャツの色があまりにも青々していて、ちょっと浮いた感じがしたため、全体を赤~紫にシフトし、シャツの青を抑えたつもりです。

サエカノのイラストのように、シワの部分に細やかなグラデーションを入れる処理にも挑戦したかったのですが、キャラに時間を費やしてしまったのと、この絵に同じ処理が有効かどうか何とも言えなかったため、今回は見送りました。

手描きスケッチとデジタルの棲み分けを再検討した方がいいかも

今回手描きとデジタルを往ったり来たりして感じたのは、デジタルが必ずしも手描きのあいまいなイメージをよりよく再現してくれるわけでは決してないことです。

もちろん、スキルの問題があるでしょうが、今の自分には難しい場合がある、ということです。

であれば、手描きスケッチとデジタルとは別物という意識を持った方がいいでしょう。

さらに、手描きとデジタルの棲み分けを再検討した方がいいかも知れません。

手描きの段階で、あまりにも特徴を出し過ぎると、折角描いても、再現できません。

ならば、どうしても手描きしたいなら、手描き部分はポーズや構図などのアウトラインに留め、以降は、デジタルで描いた方が無難かも知れません。

複数の絵を並行で描いているつもりですが、なんだかんだ言って、はまると一つの絵に集中してしまいますね。まあ、これはこれでいいかな。

f:id:swingboys:20191201184606j:plain

セピア写真風に。