Old Boy の創作日記

音楽、イラスト、文章に関する創作日記と独り言。

イラストに挑戦(81-82日)・・・迷ったら休んだ方がいいみたい

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前回から始めた、よ~清水さんの「キャラの背景」描き方教室に沿って、厚塗りを練習しています。今回は、書籍の二作目である「桜花舞う並木道」を参考に描いてみました。

何を描いているかよくわからなくなってしまった・・・

コンセプトが不明なまま、とりあえず描いてみよう、と思い描きはじめたのですが、やはりダメですね。ゴールが見えないので、何度も路頭に迷い、実際5作ほど描いて、最後は適当にまとめてしまいました。

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2枚のスケッチを描き、最初は左側の絵で、グレーまで進めたのですが、今ひとつピンと来ない。次に右の絵で、同じくグレーまで進めたのが、次の絵です。

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だからなんなんだ、としか感じない。トーンの使い方もおかしい。髪が黒すぎて、スケッチのキャラとのイメージのギャップが大きすぎます。

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次の絵は、ここまで進めて、やはり気に入らない。で?なに?という気持ちになってしまい、止め。

次の絵は、グリザイユではなく、ガッシュのように面をプレーンに塗ってみました。当たり前ですが、筆のタッチがまったくなくなり、味もそっけもない絵に。

この段階で、ちょっと気持ちを切り替え、教科書のテーマから離れてみることにしました。

結局自分なりのストーリーがないと描き進められない

教科書の絵は、卒業を迎えたばかりのキャラが、卒業証書を手に、サクラ並木道を歩んでいくシーンです。春、女学生、サクラ、ロングヘアと定番の要素が入っています。要素が美味し過ぎるせいか、それだけでお腹いっぱいになりそうです。

そのせいかどうかはわかりませんが、作者もだいぶ迷いながら描いたようです。とりあえず教科書のステップに沿って描いていたのですが、途中で、「絵を寝かせる」という項目が出てきました。作者自身、途中でつまづいてしまったようです。しかしそこはプロ。ころんでも立ち上がります。(以下、下線は引用)

いったん手を止めて、絵を3日ほど見ないようにします。

スケジュール的に、週末に一気描きするしかない我が身にとっては、ここまで描いて3日手を止めるわけにはいきません。手を止める意味はよ~くわかりますが。

これは時間を置くことで目をリセットし、客観的に作品を見るためです。

プロの方でも、描いた直後だと自分の絵を客観的に見ることができない、と告白しているわけです。ビギナーならいわずもがな。

迷ったら、ためらわず休め

ですね。

他には、「絵の目的を忘れない」というメモもありました。まさしく、今回の私の意識そのものです。忘れないどころか、目的が見えていない。教科書はテクを教えてくれているだけで、目的は教えてはくれません。

具象から演出に

今回練習すべき春の風景は具象的な素材ですが、サクラの要素を入れつつ演出に重点を置いたイラストに切り替えました。風景の練習はまた次の機会に。

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サクラ散る・・・なんだか、受験に落ちたみたいで、あんまり印象がよくないですが、そういうつもりではないです。

線画タッチは、あくまでもイレギュラー

もうひとつ、興味深い記述がありました。

厚塗りの場合、一般には線画を描かないようなのですが、この教科書のキャラでは線画が使われています。理由としては、厚塗りのタッチだけだと「日本のエンタメらしいかわいい女の子を描こうとするとなかなかうまく」描けないから、だそうです。細いブラシを使って線画を作成しているのは、できるだけ厚塗りのタッチを殺さないようにするためだったんですね。

後で線画を重ねるならスケッチ(鉛筆)の線をそのまま重ねちゃえばいいじゃない、ということで、私の場合、スケッチの線をそのまま重ねて、調整しています。時間の節約という意味もあります。

線画の線が細いせいで、厚塗りというよりも、水彩画のような雰囲気になってしまっていますが。

背景についても、何案か作りました。

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今回のキャラは18歳

 さて、前回までのキャラは、16歳という設定でしたが、今回は18歳です。16歳に比べ、大人っぽく見えるように描いたつもりですが、どうでしょうね。胸は、ためらうことなく豊満に描きました。

子供っぽいキャラが続いたので、18歳キャラが上手く描けないのではないかと少々不安がありましたが、まあ何と言うか、

作者が18歳と言えば18歳だし、16歳と言えば16歳・・・

でしょうね。単なる絵ですから。

ということで、今回は、教科書を完全に無視しており、全く「背景の」練習にはなっていません。(技法はグリザイユ+線画です)

そして、絵のテーマがいかに大事か、痛感しました。