マンガはゆるくない
前回描いた女侍を主人公に、簡単なストーリー物を作ってみようかと思ったのですが、さすがにストーリー物は簡単ではありません。「簡単な」ストーリーであっても、ストーリーである限り、全然簡単じゃないですね。
マンガに関する情報サイト
ということで、マンガに関する情報サイトを探し、そこで少し勉強してみました。この勉強の時間もイラストの一部かも知れませんが、今回は「イラストの時間」には含めていません。
今回覗いてみたのが、上記リンクのテラストーリーズ・・・和々寺らおんさんという方が開設しているサイトです。
この方は、特に自らを漫画家とは称していません。漫画歴10年とだけ書かれています。この方自身が描いた作品を読んでみたいと思ったのですが、見つけられませんでした。
さて、ストーリーマンガを作る場合、絵を描くことに加えて様々な能力が求められることは誰にでも想像できるでしょう。実際、一作品作るのも大変です。良い作品を描き続けらるのは、やはり才能としか思えません。
ですが、このサイトでは、問題は才能の有無ではなく、「マンガが描けないのは、その方法を知らないから」として、ストーリーマンガづくりのノウハウを紹介することに徹しています。
ノウハウをまとめた自らの書籍販売が最終目的としても、サイトの情報だけでも結構よい内容だと思います。
このサイトで、一通りストーリーの肝になる部分だけを読み取り自分なりにまとめてみました。が、それだけでA4で8ページほどにもなりました。それほどこのサイトの情報は密な内容だということでしょうね。
ただ、知れば知るほど、ストーリー作りの難しさと自らの才能のなさを思い知らされます。
スタートするまで結構時間がかかると思います。
コンテストを調べてみる
ストーリー作りって、アイディアが出ている間は楽しいのですが、枯渇し始めると、途端に苦しくなります。休み休み、あるいは、アイディアを思いついたら再スタートするくらいのつもりで進めないと心が折れてしまうような気がします。
たとえ方法論を知ったところで、ユニークなアイディアが出せる出せないは別の話のような気がします。
私の場合、ストーリー作りは、イラストを描くよりもはるかに時間がかかります。なので、絵を描きながらストーリーのアイディアが沸くのを待ったほうがよいのではないかと考えました。
そこで今回は、気分を変えて絵に関するコンテストについて調べてみました。
有名どころとしては、ここ、「公募ガイド」ですね。
このサイトで、8月末までのアート(イラスト)に関するコンテストを調べてみました。
数としては、90個程度あります。6月以降8月末までの3か月間でですから、結構な数だと思います。平均すると月に30個のコンテストがあるわけです。
実際の内容を確認してみると、6月末納期がほとんどで、コンテストにも季節があることがわかります。
とりあえず自分が参加できそうなものをピックアップしてみました。
会員登録し、気になったコンテストをチェックすると、こんなような忘備録に記録され、締め切りまでの日数や応募状況などについて表示されます。
今回私が選んだのは、4件あります。上記に表示されている3件に加えて、ジャンプが主催している「鬼滅の刃」をテーマにしたイラストコンペです。この「鬼滅の刃」イラストは、あくまでもファンからの応募を期待して主催しているもののようですが、内容としてはとても面白そうな企画です。
世界観は特に限定せず、この作品をテーマに自由に描いていい、という内容です。もちろん、私がすぐに思いつくのは「鬼滅の刃アダルト」でしょうか。ところが、この点については縛りがあります。
・アダルト表現・過度な暴力表現のある作品は投稿禁止
だそうです。
仮に描いたとしても、ネット上で公開するくらいしかできないかも知れません。
一番近い公募 もえしょくフリー公募「野菜擬人化」
一番締め切りが近いのが、もえしょくフリー公募「野菜擬人化」ですね。
以下引用・・・・・・・
もえしょくフリー公募はお題にそって自由な発想で楽しくイラスト募集!
ラフ画縛りの募集企画です!絵師のみなさまのご参加おまちしています
募集内容 野菜擬人化
あなたが好きな野菜・食べたい野菜、擬人化したい野菜 なんでもOK!
応募規定 締切り 2020年6月21日(日)23:59 まで
・・・・・・・引用以上
ラフ画縛りが気に入りました。要するに、仕上げた絵ではなく、その前段階のラフ画品質でよいですよ、というものです。ただ、実際のところどうなんでしょう。
この公募って、今現在応募されている作品のすべてが主催者サイトで見られます。
このページから、「応募画面はこちら」をクリックすると、ページ下に現在までの応募作品が並んでいます。
で、ラフ画縛りとは言うものの、結構丁寧に描かれたものが多いです。当たり前でしょうね。
それはそれとして、もえしょく(もしかして「萌え食」?)のイメージキャラクター「ふじタン」がかわいい。富士山の擬人化だそうです。要するに帽子の上の白い汚れのようなものが富士山頂の雪をイメージしているわけね。(これじゃわからないよ)
オクラで応募してみる
応募作品を見ていただくとわかりますが、トマトが多いです。キャラクター以前に野菜そのものがかわいらしいですからね。描く方も描きやすいのかも知れません。
私はオクラを擬人化してみようと思います。特にこの地域でオクラの生産が盛んというわけではありません。実際のところ、農家は売れるものならなんだって植えます。
オクラの大きな産地のほとんどは南日本です。鹿児島がダントツで、全国生産量の4割を占めます。鹿児島の次に沖縄と、上位のほとんどが九州・四国になります。埼玉は22位(平成28年)で、東京におけるオクラの生産量よりも少ない。全国的にも突出して暑苦しい地域なので、もっと植えられてもいいように思うんですけどね。
オクラって、断面が五角形なだけでなく、その花も、葉も、すべて五角形、あるいは五つのパーツで構成されています。これって何気にすごい。夏野菜として栄養価も高いし。
最初に、こんなイメージが浮かびました。ビタミン剤が入った注射器を持った女の子です。で、しばらくポーズに悩み、ポーズだけで何案か描き、落ち着いたのがこちら。
擬人化キャラというよりも、オクラの妖精のイメージですね。栄養価の高い元気な夏野菜ということで、ビタミン剤の注射器を持つナースのイメージです。要所要所に五角形のパーツをちりばめようと思います。
まだ、線画の段階ですが、こんな感じのキャラです。
アーミーガールじゃねえか。
問題となりそうなのは、ややアダルティなところでしょうか。ここまで露出度が高い作品はひとつもありません。が、ここ、どうしても譲れない。
ていうか、そもそも複雑な服が描けない・・・。
最初はちょっと緊張してしまった
このところ、緊張するということがありません。要するにストレスがほとんどないということで、それはそれで結構なことです。
今回、コンテストに応募してみようと思い立ち、そのいくつかを選び、実際に応募内容を確認するさい、少なからず緊張しました。あくまでもコンテストであり、仕事というわけではありません。が、どういうわけか応募要件とクライアントの要求内容が重なり、軽い緊張感を覚えたのです。
ですが、実際に始めてみると結構楽しい。何が何でも入選したいとか賞が欲しいと考えたら、恐らく全然楽しくないと思います。がむしゃらになったところで、選ぶのは他人です。その方の好みもあれば、そのときどきの大人の事情もあるでしょう。そんなわけのわからないものに一喜一憂してもねえ。好きに描けばいいんじゃないの。そう思いました。
自分のアイコンを変更
そういえば、アイコンも変更しました。
以前のアイコンは、
こんなんでした。ほとんど投げやりですね。
今回は、もう少しリアルなデッサンにしてみました。
描くたびに老けてゆく・・・。
いつもかぶっている帽子です。直射が当たるとつらいですからね。髪の重要性を再認識しています。
アイコンサイズになると、細い線が消えてしまうので、もう少し線を強調しないとならないようです。状況をみながら手を加えていくつもりです。
それにしても、絵にした自分のイメージ、一言でいうと、
ただのホームレス。
【 写真 】