Old Boy の創作日記

音楽、イラスト、文章に関する創作日記と独り言。

イラストに挑戦(135日、850H)・・・描いている時間よりも眺めている時間の方が長くなった

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アナログっぽさ

pinterestを開くと、すっごいイラストがこれでもかというほど出てきます。以前はよくわかっていなかったこともあり、便利だとか参考になると考えていましたが、今ではひとつひとつの絵のすごさが実感されるだけに苦しいです。

大雑把に言ってイラスト描きには二種類いるように思えます。

ひとつは、オリジナリティを追求し、自分なりの表現を求めるタイプ。

もうひとつは、職人に徹するタイプです。オリジナリティ以上にテクニックを追求するタイプ。こういう方はアニメーターにも向いているかも知れません。

はっきりと二分できるわけではありませんし、細かく分ければさらにバリエーションは増えるでしょう。また、ある程度テクニックがついたらオリジナルキャラを考案する、というようなステージによってやることが変わっていく面もあると思います。

自分はどうかというと、どう考えても自分なりの表現を求めるタイプです。キャラはオリジナル、そして塗りはアナログっぽく。どうしてもそこにこだわってしまいます。

スケッチ

以前よりも制作に時間がかかるようになりました。以前は夢中で作画していましたが、今は少し進めてはじっくりと眺める時間をとるようになりました。その方が納得度が高いような気がしています。作画時間(実際にペンを走らせている時間)そのものはさほど変わっていないように思います。

また、本当に納得いく構図を探すのにできるだけ多くのスケッチを描いた方がいいと思いました。ひとつふたつの思いつきですぐに作画に入ることもありますが、数多くスケッチした方がやはり納得度は高いです。

 

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最初は、男の子と女の子のペアで、動きのある絵をイメージしていました。納得できる構図が見つからず、なかなかそこから抜け出せなかったのですが、視点を変えてスケッチを進めました。こうした膠着状態から抜けたところで、いいじゃんと思える構図が見つかることがよくあります。

今週は、キャラの作画を進めました。

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スカートの長さ、なびき方がちょっと不自然なので、この部分は変更したいところです。

クリスタで講師をされているイラストレーターの方(女性)が、自身のYoutubeチャンネルで、「ポーズや衣装は、実際に自分で着てその写真を撮って参照するぐらいしないとダメ。プロだってそうしている」とおっしゃっておりました。

お話はよくわかります。できればそうしたいところです。ただ、男性が女性のポーズや衣装を描くときって、えらく苦労することになります。

衣装は、ネット上に参考になる画像がいくつもありますので、まあ何とかなりますが、特にスカートのなびき方は悩ましいです。クリスタの3Dが多少参考になりますが、スカートのひだがまるで板のような動きで、不自然であることは否めません。

愚痴っていてもしかたないので、今後の課題でしょうね。

背景は3D画像をそのまま張り付けていますが、できれば水彩っぽく描きなおしたいところです。他の表現もあるかも知れません。いずれにしても、このままはありません。なので、このあと何日か取って背景を仕上げたいと思います。

アナログっぽさはブラシとぼかしの組み合わせとその設定

作画プロセスは、このところ定着しつつある、

ラフ線画 → ラフ塗り → 仕上げ線+仕上げ塗り

で進めました。やっぱり楽です。後で仕上げ線を引くのでラフに塗れます。後で消したり、塗り足したりすればいいので、細かい仕上げに気を遣う前に、全体感に神経を注ぐことができるような気がします。

彩色については、「水多めブラシ」と「水彩なじませ」を使いました。9割以上がこの二つの組み合わせです。他のブラシ(例えば「塗り&なじませ」や「エアブラシ」など)を使うと、その部分だけが浮いてしまいます。

そこで、「水多めブラシ」と「水彩なじませ」の設定を調整しながら、できるだけこの2つのツールで彩色するようにしました。

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水彩境界を使うと、塗りなおした場合汚く見えてしまうため、ほとんど使っていません。使う場合は、一発(ひと筆)で決められるような単純な線(面)で使った方がいいかも知れません。水彩境界があるだけでみずみずしさが増すので、うまく使えるようになりたいところです。

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水多めブラシのエッジを調整するには、硬さ設定(「堅さ」は間違い)を変更するといいようです。五段階の設定がありますが、3と4の間にやや開きがあります。使うとすれば3か5でしょうね。硬めにした方が、さっぱりした印象になり、アナログっぽくなります。

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水多めと水彩なじませの組み合わせです。水彩なじませはぼかしツールなので、これ自体は彩色していません。一般的なぼかしツールを使うと、グラデーションをかけたような効果が得られるのですが、このツールでは、境目のはっきりした色抜きしたような効果が得られます。また水彩境界をオンにすると、縁に水彩境界を作ることができます。水多めブラシとの相性がとてもいいと感じます。

一貫性というか、絵の印象が均一に見えるようにするには、ブラシはある程度固定した方がいいかも知れません。逆にわざと部分的に印象を変えたり、絵全体の印象を大きく変えたい場合は、使うツールを大きく変えればいい、ということになります。

実際のところ、描く対象によってツールを変えたくなります。例えば布と髪では質感がまるで異なります。その場合、水彩で布地を描いたとして、つやのある髪にはエアブラシを使いたくなります。ただ、考えてみると水彩画でも油絵でも、基本的に筆で描いてます。途中でエアブラシにしたり、大きく技法を変えることはありません。

デジタルの場合は、途中でツールを簡単に変えることができます。そこがまた面白いところでもあるのですが、よほど意識して変えないと、何をやっているのかよくわからなくなる危険性があります。もちろん、想定外の面白さが生じることもあるでしょう。

今回は、できるだけツールを固定して描いてみました。

板タブがすごいことになっている

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2年使った板タブ

WACOMの板タブを2年使いましたが、数か月前からペン先がひっかかるようになり、ペン先を何本か続けて交換しても全然だめになってしまいました。

タブレット面のよく使う部分は、全体の3分の2ほどでしょうか。元々の板タブのシボがなくなりテカテカです。(写真の黒く見える部分)

さらに、集中的によく使う部分は、中央部分の5センチ角ぐらいの部分です。

この部分は、表面がさらに削れ、洗濯板のような状態です。この面に来ると、確実にペン先が引っかかり、ザリッという大きな音がします。

表面に保護シートを貼ればよかったのかも知れません。当初は紙を一枚敷いていました。ですが、逆に描きにくかったのです。紙もたちまちよれよれになります。紙の厚み分浮いた状態だと、感度も悪くなります。

もともとペンタブ用に最適化された表面処理をしているはずです。できればオリジナルの表面を使いたいと思いました。問題は、傷がついた場合、この機種では表面を自分で変えられないことです。傷がついた今の状態の上に保護シートを張るのもどうかと思いますし、ひとつ高いグレードの表面が変えられるタイプにしようかとも考えています。

  • 今の板タブ+保護シート
  • 今の板タブの修理
  • ひとつ上のグレードに買い替える

三択でしょうか。買い替えにしても、中古で十分、新品なんか不要です。

(デジタル)イラストってほんとお金かからないですね。

えらくローコストなのに、マイキャラはやっぱりかわいいし(親の欲目というやつです)得るものは本当に大きいと感じられます。

それはそれとして、エロ感が大きいと、描いていてやっぱ萌えます。